8月20日の京都ひぐらし日記

皆さま

先日、立命館大学山口洋典氏が内モンゴルの「内モンゴル大草原交流館」(2005年冬、地域と科学の出会い館で増田、山口、寺谷で構想を練ったものです。)に入りました。交流館は増田達志氏が内モンゴルの沙漠緑化の活動を推進するため、2006年7月、有志の支援を受けて建設したものです。

私も、2008年9月、北京オリンピック開催直後に北京空港を経由し、フフホト空港に下り立ちました。あれから満8年になります。
その時の同行者は、加賀田英夫君、橋本達夫君です。しかし、橋本君は故人となりました。交流館に泊まった時、シャワーの水が出ません、これは何とかしなければと、太陽熱温水器の設置を試験的にやってみようと提案しました。
三人で各2万円の6万円を酔った勢いでカンパしました。

それは冬場、氷点下20度になるということを聞いたものですから、まず、設置して一冬越せば、有用性が分るだろうと判断してのものでしたが、昨日、山口先生からフェィスブックで機器が活用されていると連絡を受けました。
ところが元々の水が少ないとのことです。これまた放っておけず、増田、山口氏に井戸掘りのための内モンゴルクラウドファンテングの実行を提案しました。
北京の翻訳本の表紙絵の話と、内モンゴルの井戸掘りの話が一度に進んでいます。

狭い了見を持たず、若い人の後を押す仕事がしたいと思っていましたが、ここに来て一度に二つのプランが動きます。また、皆様には途中経過をお知らせしますので、場合に、興味本位に話に乗ってください。
見渡す限りの大砂漠地で、草を枕に昼寝をしたことを思い出します。

寺谷篤志